今は戦艦大和が入るだけのドックはありません。
元呉海軍工廠、戦艦大和を作った造船所である、いまも海自の軍艦が停泊しているのが見える
息子が呉の鉄工所に勤めていたので呉から近いところに家を買っており、土地勘が働く
呉の造船所は明治２２年に開設され徐々に拡充され明治３６年に日本海軍の組織改編で呉海軍工廠が誕生。
その後も拡張が続き東洋一の造船所となった。世界的にはドイツのクルップと双璧と言われ世界の２大兵器工場であった。大和型戦艦の一号館が戦艦大和、2番艦が武蔵になる。大和は、戦艦として史上最大の排水量に史上最大の46cm主砲3基9門を備え、防御面でも、指揮系統の集中する重要区画（バイタルパート）では対46cm砲防御を施した戦艦であった。当時、日本の最高の技術が駆使された。太平洋戦争開戦直後1941年就役、1945年４月７日旗艦として沖縄方面に出撃したがアメリカ軍の機動部隊の待ち伏せ、猛攻撃を受け坊の岬沖で撃沈された。アメリカのレーダーが予想以上に開発が進み大和の航路をしっかりとつかみ取っていたのに対して日本の情報収集の遅れが仇となり、対空防御、対水雷防御の両面において思想が古かった為、悲劇的な
最後となった。